pp奨学金の2019年度給付に152名が応募

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 返済義務のない給付型の奨学金で学生を支援する「pp奨学金(パチンコ・パチスロ奨学金)」(深谷友尋委員長)の2019年度給付生募集に、152名の応募があった。運営事務局では9月15日から10月31日まで募集していた。

 pp奨学金の給付希望者の募集は、8名のパイロット給付生を選考した2017年度から数えて今年で3回目。一般公募は2回目。パチンコホール各店や大学、専門学校らの教育機関、メディア等でPR活動を展開し、今回の給付希望者は昨年の3倍を上回る152名となった。

 運営事務局によると、今回の応募者の30%以上が母子または父子世帯で、その世帯のほとんどが平均的な生活水準を著しく下回る「相対的貧困」に該当し、応募者の18.4%は世帯収入が200万円を下回っているという。その上で、「本当に困っている学生に手を差し伸べ、寄り添っていけるようなプログラムを実現したい」としている。

 今後の選考は、書類選考、面接を経て、2月中旬までに2019年度の給付生を決定する予定。

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