規則改正後を見据えた戦略セミナーを開催

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業界の動向や今後の経営戦略について3人の講師が講話を行った。

 アミュゼクスアライアンスは11月14日、都内で月例セミナーを開催した。

 同セミナーは同社が毎月実施している定例セミナー。講師は同社の田守順代表取締役、矢野経済研究所の高橋羊上級研究員、PSプランニングの渥美公一代表取締役が担当した。

 セミナー冒頭では、田守代表が「各ホール企業のM&Aや閉店が進んでいく中で生き残っていくためには、残っていく条件に入らないといけない。その生き残る条件とは、全国チェーン店、地方の信頼性のあるブランド店、超A級立地店、専門特化店(セレクトショップ)の4つ」と述べた。

 第1部の「業界情報」では、まず田守代表がホール企業の海外に出店している店舗やカジノ経営などについて講話。その後の高橋上級研究員による新店情報では「10月の新規出店は2店舗と非常に少なかったが、遊技機に関する動向が不透明な状況なのと10月というタイミングを考えれば、出店しにくい状況だったと思います。また、これから2~3年の間は居ぬき物件で遊技機ごと買い上げて新規出店を行わないと旧基準機の手配ができなくなってしまうので競争力という点で厳しくなっていくと思います」と述べた。

 続く第2部では渥美代表による「機械情報」の講話が行われた。冒頭で渥美代表は「今後、中小規模の店舗が生き残っていくためには100点を大きく超えるような『とんがり』を作らなくてはいけない」と述べたのち、『ぱちんこ 魔法少女まどか☆マギカ』の稼働データをもとにした「SA値」別の玉粗利の変化を解説。その後、新台の発売情報などについて講話した。

 第3部では、再び登壇した田守代表が「サービス・マーケティング」について講話した。

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