大遊協青年部が第38回未来っ子カーニバルを開催

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歳末の風物詩となった大阪府遊技業組合連合会青年部会が主催する「第38回未来っ子カーニバル」が12月15日、大阪府門真市の東和薬品RACTABドームで開催された。当日は34の児童養護施設と大阪交通災害遺族会などの児童1,815人が参加。運営ボランティアには大遊協、関西遊商、回胴遊商、大遊協国際交流など7関連団体から190人が応援に駆け付けた。また、来年4月13日から開催される大阪・関西万博に足を運んでもらおうと、日本国際博覧会協会が後援し、ブース展示を行った。

今回のテーマは「新しい時代に変化を取り入れ、未来を生きる力を身につける」。開会式では、サンタクロースに扮した大原泰貴実行委員長が「今年は屋台も復活しました。しりとりゲームではスタンプを集めて豪華景品を獲得してください。沢山の笑顔が溢れる1日にしてください」と呼び掛けた。

会場は6つのゾーンに分かれ、年齢に合わせて誰もが楽しめる工夫をした。メインアリーナでは一番人気のフリースケート、アクアゾーンではフリー遊泳のほか、水着なしでも楽しめるアクアチューブが用意された。体を動かすアスレチックゾーンではバスケットや玉入れ、綱引きなどで汗を流した。その他、幼児でも楽しめるキッズコーナーやカラオケコーナーと盛りだくさんのコンテンツが用意された。

今回のテーマについて金森健鎰青年部会長は「子供たちには将来に希望をもってもらいたい。サブタイトルはみんなの笑顔に会いたくて、かわいい子には未来を見せよう、ということにした。そのために大阪万博を通じて将来に希望を持つきっかけになって欲しい」と話す。また、大原実行委員長は、コロナ禍で中止されていた屋台が復活したことに触れ「美味しい、楽しい、と食の力で子供たちが笑顔になったことが何より嬉しかった」と振り返った。フィナーレに先立ち、後援者でもある大阪府の渡邊繁樹副知事より大遊協青年部に対し児童福祉の功績を称え感謝状が贈呈された。

未来っ子カーニバルは、事情があって家族と一緒に過ごすことが出来ない子ども達に、クリスマスの楽しい1日を提供して思い出づくりと子ども達の心身の健全な成長に寄与することを目的に、昭和62年12月から継続している同部会の最大の社会貢献事業となっている。

サンタクロースに扮した大原泰貴実行委員長。

大阪府より大遊協青年部の金森部会長へ感謝状が贈呈された。

体験型のアスレチックコーナー。

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