中四国地方でパチンコホールを運営するセントラルグループは12月6日、新入社員研修の一環として、高知市社会福祉協議会の協力のもと、高知市内に住む独り暮らしの高齢者宅8箇所を訪問し、歳末の大掃除を手伝う活動を実施する。
この活動は2022年にスタートし、今年で3回目となる。今回は、2024年に入社した新入社員11名(18~24歳)と人材開発部のメンバー6名、計17名が参加する。参加者は活動に先立ち、認知症サポーター養成講座を受講し、利用者とのコミュニケーションに必要な基礎知識を学んだ上で活動に臨む。
当日は、各高齢者宅にて電球の取替えや高所にあるガラス窓の掃除、トイレや浴室の清掃、衣類の仕分け、庭の草刈りといった大掃除のサポートを行う予定だ。
この地域貢献活動を新入社員研修に取り入れる背景には、現代社会における地域との交流機会の減少がある。同グループでは、新入社員が高齢者との交流を通じて、困っている人々の手助けを自発的に考え、行動する力を身につけることを期待している。
セントラルグループは「コミュニティ・エンターテイメント 創造企業」としてのビジョンのもと、地域社会との共生を大切にしている。地域との交流を重視し、今後も自ら率先して地域貢献活動に取り組む人材を育成することで、地元・地域の皆様に「喜びと感動あふれる地域社会づくり」を支援していく考えだ。