【調査】パチンコ・パチスロ遊技中のスマホ使用、半数が「タイパ」を重視

ホール関係者をはじめ、普段からホールに足を運ぶ機会がある人なら体感していると思うが、若年～中年層ユーザーはパチンコ・パチスロを遊技する際、必ずと言っていいほどスマートフォンを見ながら遊技している。

そこで今回は、遊技する際にスマホを使用するか、そして使用する理由は何か、の2点について調査した。同アンケート調査は、50代以上の高齢層の回答割合が高いため、実態にそぐわない結果も見て取れることは予め断りを入れておきたい。

左の円グラフは、遊技中にスマホを見る、見ないの割合を示したものだ。今回の調査では「見る」が16.5%、「見ない」が83.5%となった。

次に右の円グラフに目を移してもらいたい。このグラフでは「スマホを見る」と回答した人に対し、スマホを見ながら遊技する理由について聞いた。結果は「通常演出がつまらないから」が10.0%、「当たるまで暇だから」が30.0%、「時間を有効に使いたいから」が48.0%、「その他」が12.0%となった。

この結果から分かることとしては、スマホを使用する理由の半数が、時間の有効活用、つまりタイパを重視しているということだ。個人的な予想では、演出等がつまらないからが一番多いと思っていたが、実際は違ようだ。今の若年層はコスパ・タイパを重視するという傾向が強いことから、今回の結果でもその世相が反映されたということだろう。

次回は、具体的にスマホで何をしながら遊技しているのかについて調査を行っていく。