シーズリサーチは8月30日、最新刊「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024」の調査結果から、遊技者の喫煙率が昨年に比べて上昇し、一般成人の約3倍に達したことを発表した。
調査結果によれば、一般成人の喫煙率は横ばいの18.7%であるのに対し、パチンコ・パチスロ遊技者の喫煙率は約59%と高い数値を示しており、特に30代の喫煙率は約65%に達した。これにより、遊技と喫煙の相関性が非常に高いことが改めて確認された。
さらに、年代別の分析では、若年層を中心に「加熱式・電子たばこ」の利用が増加しており、特に30代では7ポイント程度の上昇が見られた。これに対し、年齢が高くなるほど「紙巻たばこ」を吸う割合が増加し、禁煙者も増加する傾向が確認された。
同調査では、パチンコ店内の喫煙環境についても言及されており、紙たばこの使用が禁止されたことにより、非喫煙者にとっては「煙い」「臭い」といった不快感が軽減された一方、加熱式・電子たばこが一部のエリアで喫煙可能であるため、喫煙者にとっては良好な環境が提供されている。しかし、喫煙者と非喫煙者が共存できる快適な遊技環境の整備が依然として求められていると指摘された。
『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024』は、2024年2月下旬に全国47都道府県を対象に実施されたもので、総計41,077サンプルから選定された1,500名の過去1年以内に遊技経験を持つ成人を対象に行われた。
喫煙率に関する調査結果は、シーズリサーチが発刊した『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2024』の一部であり、さらなる詳細は同書にて確認できる。
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