円谷フィールズHD、2024年3月期第3四半期は経常利益38%増

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円谷フィールズホールディングスは2月9日、2024年3月期第3四半期の連結決算を発表し、売上高は1,232億600万円(前年同期比37.5%増)、営業利益は123億2,000万円(同30.0%増)、経常利益は134億5,600万円(同38.0%増)、純利益は95億3,200万円(同68.8%増)と、前年同期に比べて大きく向上した。

パチンコ・パチスロ市場の活況が、この好調の背景にある。同社はパチンコ遊技機の販売台数が前年同期比32.2%増の16万2,089台、パチスロ遊技機では64.1%増の66,392台を記録。特に2023年12月に発売した『ぱちんこ シン・エヴァンゲリオン』が販売台数6.1万台と好調で、2021年12月に販売した『P 新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~』と合わせ「エヴァンゲリオン」シリーズの稼働シェア及び設置シェアはパチンコ市場で第1位(2023年)となるなど、同社の業績を牽引するシリーズに育っている。

2024年3月期の連結業績予想では、売上高は1,230億円(前期比5.0%増)、営業利益は120億円(同9.6%増)、経常利益は122億円(同8.7%増)、純利益は85億円(同3.4%増)を見込む。

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