広島県を中心にパチンコ店やゲームセンター、フィットネス、ベーカリーなどを展開するプローバグループ(広島市)は11月17日、広島市内のホテルで取引先との交流会を開いた。
第一部では平本直樹代表取締役CEOが取引先への日頃の感謝を伝え、新たに制定したパーパス、グループのこれからについて説明。続いて、中野修代代表取締役COOが中期方針と前年度業績報告、各事業の進捗状況や今後の展望を発表した。
同グループの2023年8月期の業績は、売上高347億3,000万円(前年比約105%)、売上総利益94億8,000万円(同約109%)、営業利益3億7,700万円(同約132%)、経常利益3億1,800万円(同約99%)となった。
同期中は、パチンコ業界の新たな営業の軸として見込まれるスマート遊技機への転換、ゲーム業界のクレーンゲーム市場の拡大など、業界全体で市場変化が見られ、同社においても好影響を受け、増収となった。
その他、株式会社UBX JAPANを設立し、出店のため約2億円を投資したほか、合弁である株式会社プローバベジモを増資により子会社化した。また業績の回復に伴い、人件費の増加にくわえて、光熱費がグループ全体で約1億円増えた。
新たな投資や経費の増加はあったが、コア事業の好成果により、経常利益は前年比並みとなった。
なお、2023年8月期末時点のパチンコ店舗数は17店舗となっている。