岩手県遊技業協同組合は5月23日、盛岡市内のホテルで2023年度通常総会を開き、任期満了に伴う理事改選で工藤嘉理事長を再選した。工藤理事長は4期目となる。副理事長に山田栄作氏、金信成氏、豊山俊行氏(新任)の3名、専務理事に藤原剛氏を選任した。
総会にあたり挨拶した工藤理事長は、今年2月にホール4団体が広告宣伝ガイドラインを制定したことにより、17年間続いた岩遊協の自主規制を見直し、新たに広告宣伝に関する指針を制定したことを報告。その上で、「コロナ禍で離れた遊技客を引き戻すためにも組合員の皆さんの知恵を借りながら、広告宣伝事業の他にも様々な事業や活動を積極的に推進したい」と、業界の活性化に意欲を示した。
来賓挨拶では、岩手県警察本部の金田一正人生活安全部長が県内の犯罪発生状況を報告し、犯罪抑止対策に対する理解と協力を求めた。また、業界に対し「ぱちんこ営業における広告宣伝」と「ぱちんこへののめり込み・依存防止対策」の2点を要請した。
総会ではその他、組合加盟ホールの長期勤続従業員(30年、20年、10年)計58名を表彰した。