表彰式の模様。
省エネルギーシステムの開発などを行う㈱未来のコト（大阪市浪速区・中農竜二代表取締役）と、同社の空調管理・制御システム『smart management（スマートマネジメント）』を導入した《ZENT岡崎インター店》はこのほど、一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会が主催する「第40回優良省エネルギー設備顕彰」において奨励賞を受賞。3月23日には東京都港区のアジュール竹芝で顕彰式が行われた。
『smart management』は、ホール内の室温のムラを自動で解消する5つの機能を備えた空調省エネルギーシステム。ホールにおいては、稼働率の違いや、日当たり等の影響で空調機器の設定を同条件にしても、室温にムラが生じてしまうことがあった。また、そのムラ解消のため、スタッフによる手動操作で設定変更を行う際、冷やし過ぎや暖め過ぎることもあり、消費電力も多くなってしまうこともあり、これらの問題を空調機器の自動制御で解決できると着想し、導入に至ったとしている。
講評では、「遊技場ホールの空調設備に対して、運転制御システムを高度化することによって省エネ化、快適性向上を図った。省エネ化や快適性向上についてさらに工夫をし、その効果を深堀することが期待される」としている。
