大阪府警は2月20日、パチンコホールの広告宣伝に関する要請文を大阪府遊協に発出した。ホール系4団体が策定した「広告宣伝ガイドライン(第1版)」の遵守や、広告宣伝の健全化に関する取組みの推進を求めた。
要請文は、警察庁が昨年末に各都道府県警に発した通達の趣旨を説明している。通達は、規制の地域差の解消と、広告宣伝の健全化について一定程度、業界団体に委ねることを目指すものであるが、規制自体が緩和されたわけではないと強調している。
ホール系4団体が取りまとめた「広告宣伝ガイドライン(第1版)」では、ホールが広告宣伝で「行わないこと」を明確化し、隠語等を使用するものなど具体例を示している。チラシやインターネットなどあらゆる媒体や、「ステルスマーケティング」など第三者を通じた広告も対象としている。