福岡県、佐賀県でパチンコホール14店舗を経営する玉屋では、11月30日から《玉屋筑前店》(朝倉郡筑前町)で、エネルギー社会の実現に向けた取り組みとして、太陽光発電システムの運用を開始した。
同社の太陽光発電システムの導入は、《トリアーダ宗像店》(宗像市)に続く2店舗。《玉屋筑前店》では、屋上スペースに太陽光パネル250枚を設置し、年間約15万2,000kwhの電力発電量を見込む。これは一般家庭の年間使用電力に換算すると約38世帯分に相当するという。
自家消費型太陽光発電の導入は、環境省が推進する取組みで、建物でのCo2排出量削減や屋根の熱吸収を抑え、建物内への遮断効果が見込めるほか、電気料金の削減にもつながる。
国内では、2030年度までに2013年度比で温室効果ガス46%の削減を目指すこと、また「2050年までの脱炭素社会の実現」を基本理念として法律に位置付けている。その中で太陽光発電は再生可能なエネルギーシステムを構築する取組みとして、注目が高まっている。