遊技機の取付を競う「iスポーツ日本シリーズ」、ゆうちゃみ選手が優勝賞金100万円を獲得

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左から入賞したゴールドマン選手、くま選手、大原代表理事、ゆうちゃみ選手、みょんチッチ・ジ・エンド選手。

遊技機の取付のスピードと精度を競う全国大会「iスポーツ日本シリーズ」(主催:一般社団法人日本iスポーツ機構)の決勝トーナメントが11月12日、渋谷spotify O-nestで開催され、パチンコホール企業や遊技機の設置業務等を行う企業などから24名が出場し、賞金総額200万円(1位100万円、2位50万円、3位30万円、4位20万円)をかけて熱戦を繰り広げた。

iスポーツは、遊技機の入替を競技化したもの。勝敗は、遊技機の取り外しから取り付けまでの一連の工程をタイムで争う。速さだけでなく、台枠が垂直に取り付けられているかなど細部まで審査が行われ、誤差の大きさによってペナルティタイムが加算されるため、正確さも求められる競技となっている。

当日の決勝トーナメントには、事前の予選会を勝ち上がった24名が出場。ホールスタッフが参加するAブロック(8名)と、設置業者などが参加するBブロック(16名)に分かれてトーナメント戦を行った。

決勝は、Aブロックを勝ち上がった㈱アスカのくま選手(ファイターネーム)と、Bブロックを制した㈱クロートのゆうちゃみ選手が対戦し、速さ・精度ともにレベルの高さをみせたゆうちゃみ選手が総合タイム1分29秒の好タイムで見事優勝。優勝賞金100万円を獲得した。以下、2位くま選手、3位みょんチッチ・ジ・エンド選手、4位ゴールドマン選手となった。

ゆうちゃみ選手は、「予選会では本気でやって1分40秒くらいだったが、それから練習してタイムが上がった。そうした研究があってどんどん速くなるんだと感じた。入替に関しても効率がすべて。これから入替のスピードが速くなれば」と優勝の感想を述べた。

日本iスポーツ機構の大原弘代表理事は、「予選会を勝ち抜いたiスポーツファイターが、スピードと正確さというiスポーツの醍醐味と白熱した競技をみせてくださり、大会の成功を収めることができた」と述べ、出場者と大会関係者に感謝の言葉を述べた。

iスポーツ日本シリーズ決勝戦の模様。

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