コナミアミューズメントは6月15日、パチスロ新台『マジカルハロウィン~Trick or Treat!~』(ファイトクラブ製)が保通協の型式試験に適合したことを発表した。
人気のマジカルハロウィンシリーズの最新作となる同機。注目は新基準6.2号機(有利区間3,000G対応機)で登場する点だ。スペックはシリーズでも特に人気の高いマジカルハロウィン5のスペックを再現したA+ART機。有利区間が3,000Gになったことによるパワーアップしたゲーム性で、ART中はより期待感をもって遊技することができるなど、新しくなった6号機のゲーム性が楽しめる。
パチスロ機の有利区間は、ATおよびART機において、小役等のナビゲートを発生させることができるゲーム区間として設けられ、6.2号機以前の規定では上限1,500ゲームに制限されていた。
日工組と日電協は4月15日、ゲーム性の拡充を目的として、有利区間の継続数の上限を3,000ゲームに緩和。緩和後の保通協への型式申請は5月20日分からとした。さらに今後は、有利区間のゲーム数規制を廃止する方向性も発表。業界内で議論が進んでいる「メダルレス遊技機」から実施していく方針だ。
6.2号機の特徴について日電協の大泉秀治理事は、6月11日開催の同組合総会後の記者会見で「6.2号機はとりわけ出玉の波のゲーム性が向上している。有利区間を3,000ゲームにすることで、最大2,400枚までをきっちり出すことができることになる。今まで1,500ゲームでは取り切れなかったものが、最大2,400枚のところまで取ることが可能になる遊技機が開発できる」と説明している。