pp奨学金委員会(深谷友尋委員長)はこの度、2020年度のpp奨学金(パチンコ・パチスロ奨学金)の給付生を選考し、学生43名に給付すると発表した。応募者166名の中から書類選考と面接を経て選考した。
給付生43名の内訳は、専門学校生1名、短期大学生1名、大学生23名、大学院生18名。
pp奨学金は、経済的に困窮している向学心に溢れた学生であれば、学校や学部、学科を問わず誰でも応募できる学生支援プログラム。財源は、遊技客から寄付される余り玉やメダルを原則1玉4円、1枚20円で換算したもので、「募玉募金箱」は同制度を支援する全国のパチンコホールに設置されている。
給付は2017年のパイロット版を含めて今回で4回目。2017年度8名、2018年度22名、2019年度36名と年々増えている。また全国の国公立大学を中心に認知が広がり、応募者数も前年度を上回っている。
なお、例年、新年度の給付生を迎えた式典・レセプションを開催していたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止とした。