静岡県遊技業協同組合は6月6日、静岡市のホテルセンチュリー静岡で第58回通常総会を開催した。
総会に先立ち執り行われた寄付金の贈呈式では、静岡県教育委員会、公益財団法人静岡県暴力追放運動推進センター、公益社団法人静岡県防犯協力連合会の3団体に寄付金が贈られた。また贈呈式後には静岡県遊協の長年にわたる支援に対し、川勝平太県知事より感謝状が贈られた。
総会では、冒頭で冨田直樹理事長が挨拶に登壇。昨年度の取り組みや業界の現状を報告したのち、「本年度は消費税率の問題やホールにおける受動喫煙対策等の課題もあるが、昨年度に引き続きパチンコ・パチスロ依存問題への対応を業界全体の最優先課題として取り組んでいきたい。組合員の皆様には一致団結して更なる健全営業に努めるとともに、業界の発展と社会的責任を果たすためのご支援とご協力をお願いしたい」と組合員に呼びかけた。
その後の来賓挨拶では、静岡県警察本部生活安全部の森本俊典部長が登壇し県内の犯罪情勢などを報告したほか、「ギャンブル等依存症対策の推進」と「静岡県暴力団排除条例の改正内容の周知・徹底」の2点について要請した。