ホール業界トップ2社が情報交換会を開催

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業界トップのマルハンとダイナムが情報交換会を開催。働き方改革や女性活躍推進について話し合った。

 マルハンとダイナムは9月21日、都内のダイナム本部で「パチンコ業界の『未来の働き方』を考える」と題した情報交換会を開催した。

 情報交換会には両社10名ずつが参加し、働き方に関する制度や女性活躍推進の取組みを両社で共有。マルハンからはダイバーシティ店舗、片番勤務、ハローベイビー、カムバック採用、イクカイアワード、一方のダイナムからは残業時間削減の取組み、在宅勤務トライアル、なでしこプロジェクト、6連続休暇制度、復職フォローといった取組みが紹介されたのち、さらなる働きやすさについて企業の垣根を超え意見を出し合った。

 出席者からは「ライバル企業との企画に最初は戸惑っていたが、情報交換を行ううちにお互いが似通った課題を抱えていることがわかり、真剣な話し合いをすることができ、とても有意義な時間になった」「お互い良い刺激になった。今後もこのような場を継続できたら業界はもっと良くなると感じた」などの声があがっていた。

 両社は今回の取組みについて「我々はこれまで物流、法務、情報システム、人事、広報など各部署間で情報交換会を実施してきましたが、今回初めて取材陣を招いて公開することにしました。パチンコ業界は以前から『横のつながり』が弱く、お互いを切磋琢磨しながら自社を成長させるという意識が低い業界だと感じています。こうした取組みが業界全体に広がれば業界の活性化に繋がると考えています」と語った。

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