7月20日に都内で開かれた理事会後の定例記者会見で全日遊連の阿部理事長は、12月に検定切れを迎える人気パチスロ機『バジリスク絆』について、「検定切れ後にみなし機として設置していく場合、違法な部品交換が懸念される」と述べ、認定を取得していく方向が望ましいとの考えを示した。
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『バジリスク絆』は新基準に該当しない高射幸遊技機にリストアップされている。このため日電協(パチスロメーカー団体)は「基本的に認定しない意向を示している」(阿部理事長)という。
しかし違法な部品交換を防止する目的も含め、阿部理事長は認定の可能性を模索していきたい考え。
認定をめぐるメーカーとの協議は通常「検定切れの2ヶ月前」から実施されるが、阿部理事長は『バジリスク絆』の認定についてはその可否も含めて10月から協議を開始したい意向を示唆した。