タイホウコーポレーション会長で全日遊連2代目理事長(1996年〜1998年)を務めた小野金夫氏が8月2日に死去していたことがわかった。享年80歳。8月10日付毎日新聞電子版が報じた。
小野氏は1967年に大宝観光(現・タイホウコーポレーション)を設立。71年から全国に先駆けて名古屋市に郊外型パチンコホールを展開した。
一方、全日遊連理事長在任中は、当時バッシングを受けていた「のめり込み」防止対策の一環として社会的不適合の撤去を推進するなど、困難だった時代に指導力を発揮した。3年がかりで進められた社会的不適合機の撤去台数はおよそ70万台に及んだ。
報道によると葬儀はすでに近親者で営み、後日お別れの会を開くという。喪主はタイホウコーポレーション社長の長男直彦(なおひこ)氏。