和歌山県遊技業協同組合は5月29日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で第49回通常総会を開催した。
任期満了に伴う役員改選では新理事長に森口司氏を選任し、全国初の女性理事長のもと、新たな執行部体制で臨むことを決議。理事長就任にあたり挨拶を行った森口氏は「未熟者だが、精一杯努力し、自分自身の足りない所はしっかり勉強して、何とか組合を引っ張っていきたい」と抱負を語った。
議案審議後の第2部では、他の従業員の模範となり、ホールの維持発展に貢献した9名を優良従業員として表彰。続いて挨拶に立った西山寿一理事長は「遊技業界は平成8年をピークに年々店舗数が減少するなど大変厳しい時代が続いている。このことを深く認識し、一人ひとりがリーダーとなって遊技業界の維持発展に尽力してほしい」と述べた。
また、来賓祝辞では、和歌山県警察本部生活安全部の磯崎正三部長が組合の健全営業や地域社会への貢献に対して謝辞を述べるとともに、広告宣伝等の健全化の徹底、遊技機の不正改造の絶無、遊技産業健全化機構との積極的な連携などを要請した。