警察庁生活安全局保安課は3月29日、「平成24年中における風俗関係事犯の取締状況等について」を発表した。
昨年末のぱちんこ営業所数(許可数)は1万2149店で前年に比べ174店の減少。若干の減少となったものの下げ幅は一昨年前から落ち着いてきており、この減少は後述する店舗の大型化に伴う競争激化の結果と受け止めることもできる。
設置台数は458万2681台でほぼ横這い(前年比マイナス103台)。ただしパチンコが303万5733台で前年に比べ7万1955台減少したのに対し、パチスロは154万6707台で7万1869台増加した。また、パチスロ専門店は971店舗で前年に比べ40店舗増加。
1店舗あたりの設置台数は377.2台で前年より5.3台増えた。規模別では1000台以上の設置店舗が前年比20店舗増の190店舗、501〜1000台の店舗が137店舗増の2355店舗となる一方、500台以下の店舗は合わせて331店舗減少しており、中小規模店の淘汰が進んでいると考えられる。