東京都遊技業協同組合では4月28日、定例理事会を開催し、東日本大震災による今夏の電力供給不足への対応として、夏場の3カ月間の輪番休業の実施を決定した。
都内ホールの輪番店休は、7月1日(月)から9月30日(金)の平日において実施する。輪番による各店舗の休業日数は毎月3回、3カ月間で計9回。
実施要領は、地区組合内の組合店舗を7グループに分け、平日のうち必ず1グループが店休日となるように設定する。組合に加盟していない非組合店舗に対しては、いずれかのグループに入るよう都遊協事務局が協力を要請する。
オフィス街などで営業する店舗に関しては、店休日を平日ではなく土日祝日に代替できるものとし、グループに属さずに月3回の店休日を設ける。また、8月12日(金)と15日(月)はお盆休みとし、平日扱いとはしない方針。
各店舗では実施にあたり、出入口等に都遊協指定のポスターを掲示し、輪番店休日を告知する。
その他、ネオン、外壁照明、看板、電光掲示板、屋外塔等は終日消灯し、エアコン、空調・店内照明等は、引き続き、電力消費を最小限に止めるよう努力することとし、総使用量25%以上の削減を目標とする。