当第3四半期中(10〜12月)にリリースしたタイトルは、パチンコ機では『CRアントニオ猪木という名のパチンコ機 道』など。販売台数は13万6000台。425億5400万円を売り上げた。パチスロ機は『アントニオ猪木が元気にするパチスロ機』など9万2000台を販売、272億5700万円を売り上げている。その他の事業(情報配信サービス等)は売上高8億6600万円。
この結果、第3四半期累計の売上高は706億7800万円(前年同期比94.3%増)、営業利益は142億4400万円(前年同期は営業損失6億3400万円)、経常利益は213億4200万円(同259.9%増)、四半期純利益は160億4500万円(同159.2%増)となっている。
また、第3四半期決算発表に併せて、昨年5月に公表した平成23年通期連結業績予想の修正も発表。修正後の売上高は852億円(前回発表予想767億円)、営業利益は143億円(同92億円)、経常利益は239億円(同184億円)、当期純利益は185億円(同146億円)。
修正の理由について同社では、一部のパチンコ機が販売計画未達成になっていることから、パチンコ機の通期販売台数を当初計画19万3000台に対し16万8000台に修正する一方、パチスロ機では『アントニオ猪木が元気にするパチスロ機』『ルパン三世 ルパン一族の秘宝』の販売台数が当初計画を上回ったことを受け、当初計画6万3000台を大幅に上回る10万9000台に修正。通期販売台数予想を当初計画25万6000台から27万7000台へと修正した。この結果、パチンコ機に比べ利益率の高いパチスロ機の販売台数が増加したことにより、利益面についても当初予想を上回る見通しとしている。