会の冒頭、同社の内ヶ島隆寛副社長が壇上に立ち、「今回発表したのは、昨年リリースした『CRスパイダーマン3』のスピンオフ作品で、スパイダーマンと並んで人気の高いライバル・ベノムが主役である。本機で採用したスペックは、ベノムが放つ神秘的な雰囲気とあいまったものとなっている。こうした特殊なスペックは市場にまだ2%程しかないが、今後、新たなファン層を切り開くものとしてその魅力を伝えていきたい」と挨拶したほか、同社・広報の河津哲也氏が同機のセールスポイントであるゲームシステム「モンスターラッシュ」について説明した。
「モンスターラッシュ」とは20ゲーム・1セットで構成される大当たり中に、その上乗せ抽選を行う新しいゲームシステムのこと。
同機ではまず、液晶下のヘソ入賞で初当たりを狙い、大当たり中は右打ちに切り替えて消化。大当たりの出玉は20Gで約1000個(1Gあたり約50個)となっているが、毎ゲーム継続抽選が行われており、当選することができればその時点から20Gが再スタートする(詳細はメーカー非公表)。例えば、10G目で当選すれば30Gまで、さらに27G目に当選すれば47Gまで継続し、大当たりが「どこまで続くのかわからない」という期待感を生み出している。
スペックは大当たり確率が1/234.9、20G間トータルのラッシュチャージ当選率が82.3%、賞球が3&4&5&8。納品は年明け1月3日からスタート予定。