日本遊技関連事業協会東京都・関東支部では3月30日、上野・精養軒において平成20年度総会を開催。全ての議案を原案通り可決・承認した。また、空席だった副支部長には白石良二氏(千歳観光代表取締役社長)が選出された。
庄司孝輝東京都・関東支部長は1年を振り返り、健全化推進機構の活動などにより健全化への歩みを進めてきたと述べ、「今年は共生の森など環境問題への取り組みを推進する一方、人材教育・育成に力を注いでいきたい」と挨拶。また、警視庁生活安全部・脇谷裕一保安課長は、犯罪情勢として振込詐欺は減少しているものの、不況の煽りを受け、ひったくり、コンビニ強盗などのいわゆる「手頃強盗」が増加している現状を述べ、「手頃強盗の延長線上としてパチンコ業界は狙われやすい業種であり、未然防止に務めて頂きたい」と警鐘を鳴らした。
総会終了後には(株)環境経営戦略総研の村井哲之氏、早稲田大学・永井猛教授によるミニ講演会、懇親会が行われた。