北海道内で45店舗のパーラーを展開する太陽グループ(札幌市・東原俊郎社長)は3月28日、札幌市の札幌パークホテルで2009年度の入社式を開催。総勢249名におよぶ新入社員が入社した。
同社によると、前期に引き続いて大量採用に踏み切ったのは、全国的に雇用不安が拡大するなか、優秀な人材確保の好機と捉えたため。また、新入社員のうち167名は太陽グループの元派遣社員で、安定的な雇用環境のもと即戦力としての活躍を期待したものという。新卒者は79名で、内訳は大卒7名、短大・専門学校卒17名、高卒55名となっている。
さらに今期は、日本トップクラスの女子バイアスロン選手3名も入社。2010年開催のバンクーバー冬期オリンピックへの出場に向け、太陽グループでは万全のバックアップ体制を敷く考え。バイアスロンは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた複合競技の一種で、競技の性質上、日本のオリンピック代表はすべて自衛隊員から選抜されてきた。同社では民間から初の代表入りを支援する方針で、多くの全国紙でも取り上げられた。