矢野経済研究所が今年9月から10月にかけて実施した最新リニューアル調査によると、パチスロ機の設置比率が前回調査の39.1%から30.7%に低下していたことが報告されている。
この調査で区分するリニューアルは「低貸玉営業」「各台計数システム導入」「パチスロ機からパチンコ機への変更」「総台数の増台」の4つ。これに該当するリニューアル実施店舗を全国20商圏から1店舗ずつ20店舗をメイン対象に、計199店舗を調査した。前回調査は一部商圏を除き06年9月から07年4月に実施されたもの。
低貸玉営業の関連では普及率が16.7%に達したのに伴い低貸玉に対応した設置比率がパチンコ機で1.6%から12.4%、パチスロ機も0.3%から2.0%に上昇。
また客数比率ではパチンコ機が69.2%から77.3%に増加したのに対し、パチスロ機は30.8%から22.7%に低下していることを報告している。