北海道を代表する大手パーラーチェーンの太陽グループ(札幌市・東原俊郎社長)は10月17日、主幹事のロイヤルバンク・オブ・スコットランド(英国、略称:RBS)と北海道銀行の2行と協調融資契約を締結し、計300億円を資金調達したことを発表した。
RBSは株価時価総額においてヨーロッパ第3位の金融サービスグループ。今回同社が受ける協調融資は計300億円で、協調融資額としては道内最大規模。償還期間は10年。
東原社長は10月31日に行われた記者会見で「様々な金融機関からシンジケートローン、事業の証券化等の提案があり、その中から(最終的に)ベストと思われる提案を選択し、この2行の資金の融資を受けることに決めた。太陽グループは現在、次のステップのための踊り場に立っている。当社の体質をより強靭なものにするために業務を拡大したいと考え、(今回の)契約に踏み切った」と語った。
なお調達資金は、チェーン店全47店舗の改装などに充てるという。