同シリーズの最大の特長は、デジタル始動から抽選判定表示までの消化速度をプレイヤーの意思に従う形で速めることができる“スキップ機能”の搭載だ。
これは、盤面左下にある円形状の装置に手をかざすことで変動中の図柄を任意のタイミングでわずか1.6秒で停止できるというもの。遊技者本位の遊技幅の拡大を図った点が注目される。
また、初当たりまでの投資を抑制するため、大当たり確率そのものを大幅に引き上げた点も見逃せない(確率は1/265.7でシリーズ共通)。このスペックを支えるのは、いわゆる“回数切り”の採用だ。
回数切りは大当たり発生時に確変か非確変かを知らせずに、大当たり終了後に一律に発生する時短回数に上限を設定、それが消化するまでに次の大当たりへの期待感を持続させる効果をもっている。時短中に大当たりを引き当てても、それが確変によるものなのか、通常確率からの自力抽選によるものだったのか、ファンには分からないというわけだ(ただし内部的に確変に当選していても、この時短上限内に大当たりを引けなければ通常ゲームに戻る)。
同シリーズの時短回数の上限は一律70回。この時短中もこの間もスキップ機能が作動するため、この間はスキップ機能との組み合わせで一段と速くゲームを消化することができるが、これを平和ではブラボータイム(BT)と呼んでいる。BT70回をスキップ機能フル活用で消化した場合、従来の時短100回に比べ、約5分時間が短縮される。この機能をフルに使った場合、時短100回で従来約8分かかっていた消化時間がBT中の大当たり継続率は48.4%だ。
シリーズ2機種のスペックは次のとおり。
『CRブラボーファイブFJ』/特賞出玉2025個(15R・9カウント)
『CRブラボーファイブFS』/特賞出玉1800個(15R・8カウント)
『FJ』と『FS』の共通スペック
大当たり確率1/265.7(通常時)
賞球数4&7&15