本事例では店舗の設定①使用時における稼働上位機種25機種をピックアップし、設定①における機種運用を「稼働(IN枚数)」「出玉率」の2軸実績でポジションマップ化、各機種の役割を可視化しました。

設定1でも高稼働、または設定判別が困難な基準を「自店平均稼働の2倍」とすると9機種が該当(エリアA~C)しますが、真に「際立った稼働」と言えるのは2.5倍以上(エリアA)です。大型版権や定番シリーズ後継機が導入初期に位置する事が多く、稼働が高い「旬」のうちに、将来的な運用方針や役割を検討しておく必要があります。
また良好な稼働に加え、堅調な粗利が得られる機種を探索するための範囲(エリアB)は、自店平均稼働の2倍以上かつ出玉率97.5%未満と考えられます。『東京喰種』などは、高稼働を維持しつつ粗利確保に直結している営業の柱と評価できます。
他に出玉率97.5%未満というパラメータだけで見た時の機種群(エリアD)には『マイジャグラーⅤ』などが含まれ、遊技志向の高さから安定粗利を支える存在と位置付けられます。
一方、出玉率97.5%以上かつ自店平均稼働の2倍以上のスコアの機種(エリアC)は高稼働と高出玉率を両立しており、ユーザー満足度を押し上げる集客牽引機種として機能します。
各機種をエリアA(突出稼働帯)、B(高稼働.高粗利帯)、C(集客牽引帯)、D(高粗利帯)、E(水準帯)に分類することで、単なる数値比較では見えにくい役割が明確化され、経営計画に直結する戦略的判断材料となります。
◆プロフィール
中野大輔
㈱メイドインサービス 事業戦略部 部長
大手メーカーで約20年間勤務。開発職・マーケティングの経験を活かし、現職では全国ホール企業の経営/営業支援および複数遊技機メーカーの開発支援に携わる。特にパチスロメーカーの開発支援で実績を上げており、開発戦略参画から製品企画・評価検証まで多岐に活躍。



