
全日本遊技事業協同組合連合会
理事長 阿部 恭久
2026年新春 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
皆様方には、ご健勝で輝かしい2026年の新春を迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。
また平素から、全日遊連の諸活動に対し、ご支援、ご協力いただいておりますこと、厚く御礼申し上げます。新年を迎え私も身を引き締め、業界の未来を見据えた改革に向け、決意を新たにしているところでございます。
昨年は、大阪・関西万博の開催やインバウンドの回復をはじめとした様々な社会活動がコロナ禍以前の活気を取り戻した一年となりました。私たちパチンコ・パチスロ業界もこうした社会の動きや多様化する価値観に対応しながら、「健全で魅力ある娯楽としてどうあるべきか」をあらためて問い直す一年であったと感じております。
遊技業界には、長期的な参加人口の減少や店舗数の縮小など、依然として厳しい課題が残されています。その一方でスマート遊技機の普及が進み新たなファン層へのアプローチが広がり始めるなど、前向きな兆しも確実に姿を見せています。
こうした流れを一過性のものにせず、確かな成長へとつなげていくためには、全国の組合員ホールの皆様とともに、地域に根差したホール営業の在り方を見つめ直し、信頼回復と発展に向けて着実に歩みを進めていくことが重要です。
時代と共に生活様式が変化し、余暇の過ごし方が多様化している中だからこそ、「パチンコ・パチスロが持つ魅力」をしっかりと引き出し、お客様に選ばれる娯楽として進化を続けてまいりましょう。
そのためにも皆様には、昨年5月に公表された「広告宣伝ガイドライン(第3版)」を踏まえ、適切な広告宣伝に取り組んでいただきたいと存じております。適正な広告宣伝は業界の社会的信頼を高めるための重要な取り組みです。ガイドラインを遵守しつつ、パチンコ・パチスロの魅力を正しく伝えていただければ幸いです。
また、2030年には大阪にカジノが開業される予定です。業界としては残り4年の間に「遊技」と「カジノ(ギャンブル)」の違いを国民の皆様にしっかりとご理解いただけるようにしていくことが重要ですし、その期間は開業までの4年間ではなくあと2年以内を目処に進めていく必要があると考えています。
本年もお客様に安心して楽しんでいただける遊技環境の構築やパチンコ・パチスロ依存問題対策の推進など大きな課題が多く控えております。こうした変化に対し、全国の組合員ホールの皆様が柔軟に対応できるよう、全日遊連としても関係各所と鋭意協議を進めてまいります。
次に、パチンコ・パチスロ産業21世紀会では、「遊びの力で、心を元気に。」をパーパスとして掲げ、行動指針を策定しております。全日遊連としても、このパーパスを共有し、ホール団体として果たす役割をより明確にしてまいります。
パチンコ・パチスロは、百年以上にわたり日本の生活文化の中で受け継がれ、誰もが気軽に楽しめる身近な娯楽として親しまれてきました。その魅力は、最新技術による高揚感や、地域との交流を通じた憩いの時間など、多様な楽しみ方に広がっています。
全日遊連は、遊びが持つ前向きな価値を社会へ伝えつつ、安心して楽しめる環境づくりを進め、「遊びの力で、心を元気にする」産業の実現に努めてまいります。
目の前の課題を一つひとつ着実に解決するとともに、業界全体の状況を上向きに導くための改革には、全国の組合員ホールの皆様、各都道府県組合の皆様、遊技機メーカー団体を始めとした関係団体のお力をお借りしなくては成し得ません。本年も引き続き、ご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
結びにあたりまして、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして、私からの年頭のご挨拶とさせていただきます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
以上


