
ダイナムは11月22日、都内西日暮里の本部ビルで「ダイナム長期インターンシップ2025」の最終成果発表会を開催した。同インターンシップは、就職を控える学生に実践的な経験を提供する目的で2016年から継続しており、今年で10年目を迎える。
本年度のテーマは「会社の課題に対して若者視点で効果的な解決策を考え実行する」。学生たちは3ヵ月間にわたり、「採用動画制作」「スカッシュ選手のブランディング」「企業の人事部体験」「依存対策」の4コースに分かれて活動。8月23日からの期間中、各チームが主体的に企画立案や検証を重ね、企業課題に対する実践的な提案をまとめた。
最終成果発表会には4コースから17名が登壇し、それぞれの取組みをプレゼンテーション。参加学生の提案は、来年度の採用活動や広報施策に反映される予定だ。
同社人事部の望月晴子取締役は「柔軟な発想と的確な分析に基づく提案が多く、大変有意義な時間となりました。依存対策など業界全体に通じる視点も多く、今後に大きな可能性を感じています」とコメント。学生たちの成果を高く評価し、今後のキャリア形成に期待を寄せた。
今回のインターンシップには産業能率大学の3年生20名(男女各10名)が参加。全体集合は開始時、中間発表、最終発表の3回実施し、期間中はグループごとに課題解決に取り組んだ。報酬は支給されないが、交通費は全額負担とするなど、学生の挑戦を支援する環境を整えた。



