【調査】好きなコンテンツは遊技意欲に大きく作用

現在のパチンコ・パチスロはアニメ、ライトノベル（小説）、映画、ゲームなどのコンテンツとのタイアップ機が主流となっている。

スペックや演出、ゲーム性との親和性が高いなどの開発的な要素もさることながら、コンテンツファンをパチンコ業界に呼び込むためのフックとして、若年層に人気のあるコンテンツで遊技機開発を行うメーカーがほとんどだ。そこで今回は、遊技機コンテンツに関する調査を行った。

好きなアニメや漫画を題材にしたパチンコ・パチスロを打ってみたいかどうかの質問に対する回答は、「打ってみたい」が40.1%、「打ちたくない」が6.4%、「ゲーム性やスペック次第」が30.8%、「わからない」が22.7%という結果になった。

回答としては「打ってみたい」と「ゲーム性やスペック次第」で二分された形だが、「打ってみたい」が最多票となっている。同アンケートの回答属性は中高年層のボリュームが多くなっているが、それでもこれだけの回答割合を得られたということは、自分が好きなものでパチンコ・パチスロを打ちたいという欲求は若年層に限らず存在していることが分かる。

また、コンテンツ関係なく純粋にパチンコ・パチスロを楽しみたいという層も一定数存在した。逆に、「打ちたくない」という否定的な回答割合はごく一部にとどまった。

今回の結果からコンテンツは遊技意欲に大きく作用することが分かった。今後も遊技機はコンテンツ機が中心になっていくとみられている。コンテンツの力を存分に発揮し、遊技客にしっかりアピールしていきたい。