旧規則機の廃棄処理について日工組が協力要請

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 日工組は10月28日、パチンコ(パチスロ)業界の関係団体に対し、旧規則機の廃棄処理について、文書を通じて協力を要請した。

 規則改正の施行から1年半が経過したなか、日工組では、未だに旧規則機が市場に多く残存しているしていることから、今後、大量の使用済み遊技機が発生することを懸念。

 現在、パチンコ旧規則機は、設置の期限を迎える型式が多く出てきているものの、新規則機の市場への投入が十分ではないこともあり、想定した通りに入替が進んでいない。

 仮に大量の使用済み遊技機が発生した場合、日工組回収システムで処理できる能力を遥かに上回る可能性があるという。

 パチンコ業界では過去に使用済み遊技機の野積みが社会問題化したという苦い経験がある。

 要請の中で日工組は、ホールが倉庫に保管し今後、設置することができない検定切れ、認定切れ遊技機については、早めに排出すること、また、その処理は日工組回収システムや、遊技機リサイクル選定業者の利用を促進するよう求めた。

 全日遊連では、10月29日付けで、全国都府県方面遊協の理事長宛てに文書を発信。日工組からの要請内容を組合員傘下ホールに伝えている。

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