企業力育てる三視点に幹部が注目〜GBセミナー

投稿日:2019年7月4日 更新日:

満員御礼となった第2回GreenBeltセミナー。新時代のホール経営者・幹部に求められる視点とその具体的な方法論を聴講した

 パチンコ業界専門誌『月刊GreenBelt』は6月28日、株式会社アド・サークル主催「絶対にあきらめないホール経営者・幹部のための50名限定セミナー」を開催した。当日はホール関係者が多数参加、新時代のホール経営者・幹部に求められる視点とその具体的な方法論を聴講した。

 第1部「ダイナムのPB開発の考え方と業界の将来像」は、ダイナムの佐藤公治取締役が担当。同氏は自社で推進するプライベートブランド(PB)機の開発について取り組んだ経緯と目的について説明。製品化までの開発の流れやコストなど、ホール運営から商品開発まで深く関わってきた視点をもとに紹介。また業界が目指すべき将来や新規則における考え方なども交えて解説した。

 第2部「なぜ、多角化なのか〜プローバグループの志向〜」はプローバホールディングスの平本直樹代表取締役社長が担当。2010年に父の故・平本將人氏の遺志を受け継ぎ代表取締役に就任後、ホール経営を軸としながらも、なぜ多角化経営に乗り出したのかを講義。無農薬野菜の生産・加工・販売やベーカリー、ペンション、フィットネスなど次々と展開しながらも、2期連続増益を果たせたのか。その理由や経緯、メリット・デメリットなどを紹介した。

 第3部「業界女子取り巻く諸問題〜キラキラ女子の陰に埋もれる彼女たち〜」はミチスケジャパンの人事コンサルタント・永澤有希氏とベンチャーサポート法律事務所の川﨑公司代表弁護士が担当。永澤氏のもとに全国のホール女子から電話やLINEで寄せられたハラスメント被害の事例を紹介。これらの実例について川﨑氏が弁護士の立場から被害者、加害者と雇用するホールのそれぞれの立場において、どのような法的な解釈となるのか、を解説した。

  • 第1部で講師を務めた㈱ダイナムの佐藤公治取締役。プライベートブランド(PB)機の開発について取り組んだ経緯と目的について説明した。

    第1部で講師を務めた㈱ダイナムの佐藤公治取締役。プライベートブランド(PB)機の開発について取り組んだ経緯と目的について説明した。

  • 第2部は㈱プローバホールディングスの平本直樹代表取締役長が登壇。ホール経営を軸としながらも、なぜ多角化経営に乗り出したのかを講義した。

    第2部は㈱プローバホールディングスの平本直樹代表取締役長が登壇。ホール経営を軸としながらも、なぜ多角化経営に乗り出したのかを講義した。

  • 第3部で講師を務めた㈱ミチスケジャパンの永澤有希氏。永澤氏のもとに全国のホール女子から電話やLINEで寄せられたハラスメント被害の事例を紹介した。

    第3部で講師を務めた㈱ミチスケジャパンの永澤有希氏。永澤氏のもとに全国のホール女子から電話やLINEで寄せられたハラスメント被害の事例を紹介した。

  • 同じく第3部で講師を務めたベンチャーサポート法律事務所の川﨑公司代表弁護士。永澤氏の紹介した実例を法的観点から解説した。

    同じく第3部で講師を務めたベンチャーサポート法律事務所の川﨑公司代表弁護士。永澤氏の紹介した実例を法的観点から解説した。

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