日本電動式遊技機工業協同組合は6月14日、都内で第39回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では兼次民喜氏(オリンピア)が理事長に就任した。佐野慎一前理事長は相談役に就任。
総会後の懇親会で挨拶に立った兼次理事長は、「新体制において取組むべき当面の課題としては、ファンの皆様に楽しんでいただける魅力ある6号機の開発、市場への早期提供が何よりも重要だと考えている。改正規則施行以来、適合率が奮わず6号機の市場供給も予想以上に低調な状況が続いている。一刻も早くこの状況を改善するために、行政ともこれまで以上に密に相談し、組合員一同より一層の努力を重ねていく所存」と決意表明した。
さらに組合として「ギャンブル等依存症対策推進基本計画に基づく各種施策の推進」、「新流通制度の円滑・適正な運用」、「不正改造ゴト事案の防止の徹底」に引き続き取組むことを表明。合わせて、遊技産業の社会的な貢献や雇用、経済面など相応の役割を果たしていることを正しく発信し、国民の理解を深める努力をしていくとした。