ダイナム子会社が障がい者用グループホームを開設

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4月1日にオープン予定のグループホーム『わかば』。

 ダイナムジャパンホールディングスの特例子会社であるビジネスパートナーズ(田子雄治社長)は、障がい者の共同生活援助事業として、グループホーム『わかば』を都内・葛飾区内に開設。3月15日に入居希望者、プレスを対象とした内覧会を開催した。

 グループホーム『わかば』は知的障がい者、精神障がい者を入居対象者とした共同生活型施設として4月1日にオープンする予定。障がい者が自立を目指し、地域において共同して日常生活を送れるよう世話人が常駐し、食事の提供や日常的な相談など生活上の支援を行う。

 施設は3階建ての計12部屋(1階3部屋、2階4部屋、3階5部屋)。3階部分は女性専用フロアでオートロックなどセキュリティを強化。各フロアに共有スペースを設置し、住人、世話人の交流の場を設けているのも特長。

 また四季にあわせたイベント、月1回以上の食事会を行うほか、町内会の行事にも参加するなど、地域との交流も行う予定という。

 ビジネスパートナーズの藤田俊博運営部長は「障がい者就労支援事務所の『あさひ』を運営し、障がい者の作業訓練を行い、様々な企業への就職をバックアップしているが、生活環境の良くない方は職場に定着できない傾向が見られる。『わかば』は住人が交流できる場を提供しながら、障がい者の仕事と生活が調和した施設として支援していきたい」と、抱負を語る。

 内覧会は同16日、21日にも行われ、入居希望者の個別面談を経て入居者を決定する方針。

  • 各部屋はベッド、収納棚、テレビ、エアコンを標準装備。家賃は広さなどにより変動する(2万9,500円〜4万8,500円)。

    各部屋はベッド、収納棚、テレビ、エアコンを標準装備。家賃は広さなどにより変動する(2万9,500円〜4万8,500円)。

  • 各フロアに設けられた共有スペース。食事は低価格で朝食、夕食が提供される。

    各フロアに設けられた共有スペース。食事は低価格で朝食、夕食が提供される。

  • 『わかば』の世話人を務める左から藤田俊博運営部長、田子雄治社長、加藤眞弘氏。田子社長は月20日ほど『わかば』に宿直するという。

    『わかば』の世話人を務める左から藤田俊博運営部長、田子雄治社長、加藤眞弘氏。田子社長は月20日ほど『わかば』に宿直するという。

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