グループホーム『わかば』は知的障がい者、精神障がい者を入居対象者とした共同生活型施設として4月1日にオープンする予定。障がい者が自立を目指し、地域において共同して日常生活を送れるよう世話人が常駐し、食事の提供や日常的な相談など生活上の支援を行う。
施設は3階建ての計12部屋(1階3部屋、2階4部屋、3階5部屋)。3階部分は女性専用フロアでオートロックなどセキュリティを強化。各フロアに共有スペースを設置し、住人、世話人の交流の場を設けているのも特長。
また四季にあわせたイベント、月1回以上の食事会を行うほか、町内会の行事にも参加するなど、地域との交流も行う予定という。
ビジネスパートナーズの藤田俊博運営部長は「障がい者就労支援事務所の『あさひ』を運営し、障がい者の作業訓練を行い、様々な企業への就職をバックアップしているが、生活環境の良くない方は職場に定着できない傾向が見られる。『わかば』は住人が交流できる場を提供しながら、障がい者の仕事と生活が調和した施設として支援していきたい」と、抱負を語る。
内覧会は同16日、21日にも行われ、入居希望者の個別面談を経て入居者を決定する方針。