大阪府警が近く、昨年8月に大阪府摂津市内のパチンコ店を放火し全焼させたとして、非現住建造物等放火の容疑で、同府茨木市在住の店の実施的なオーナーの男(56)を逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかった。各メディアが報じた。
府警は容疑者の知人の男を放火の実行犯として逮捕。その後、容疑者の関与が浮上した。店には数億円の火災保険がかけられており、保険金目的の可能性もあるとみて調べるという。
火災は昨年8月30日に発生。鉄骨2階建ての店舗約1千平方メートルが全焼した。
捜査関係者によると、火災当時、店は閉店中で防犯システムが人の侵入を感知し、数分後に火災報知器が作動。さらに何者かが店内で液体をまいている様子が防犯カメラに映っていたという。