同コンテストは、接客レベルの底上げを目的に2016年度から開催されており、今年で3回目。2018年の4月から予選が開催され、各店舗から代表者を決定し、エリア大会、ブロック大会の予選を勝ち上がったファイナリスト30名が出場。当日は欠席者1名の29名で《マルハン新宿東宝ビル店》で接客の頂点を競った。
当日の実技審査ではA、B、Cの3グループに分かれて、各10分×5コースを1セットとし、2セット計100分の接客を実施。馴れている自店舗でもないにも関わらず、参加者は自分の持ち味を活かした接客を行った。
予選を合わせ約10カ月に及んだ全国大会を優勝したのは、北海道の《マルハン苗穂店》の寺田未来さん。寺田さんは第1回目から出場をし、準グランプリ、ベスト7と好成績を残しており、今回念願の優勝を掴み取った。また、前回優勝した《マルハン新宿東宝ビル店》の川端誠也さんは惜しくも準グランプリとなった。
優勝した寺田さんは、「『笑顔溢れるマルハンをもっと増やしていきたい』という思いで、自分の軸をぶらすことなく信じてやってきた結果が賞に繋がったと思います。また、応援してくれた仲間たちには本当に感謝しています。今後も相手の立場に立ち、物事を考えて感謝の気持ちを忘れずにマルハンを盛り上げていきたいです」と感謝の言葉を綴った。
また、過去3回7位までに入賞したスタッフは殿堂入りとし、次回からのコンテストは卒業となっている。今後は、全国大会の審査員や新卒導入監修での講師など活躍のフィールドを広げていくという。
その後、韓裕代表取締役社長による大会総括が行われた。「大会でのスタッフの活躍を目にし、本当に素晴らしいスタッフに恵まれたことをうれしく思っている。これからも一人ひとりが輝き、成長できる職場環境を作り、素晴らしい提供価値を提供できるように皆様と共に歩んでいきたい」と締めくくった。