パチンコ依存問題に関する電話相談等の活動を行う認定特定非営利活動法人、リカバリーサポート・ネットワーク(RSN、西村直之代表)のレポートによると、2018年11月の電話相談件数は527件(沖縄RSN477件、全商協RSN支援室50件)で前月比では5件の減少、前年同月比では8件増加した。また、2018年1月からの11ヵ月間の累計相談件数は5,383件で、昨年1年間の電話相談件数4,923件を上回った。
11月に受けた相談件数の内訳は、初回相談327件、複数回120件、間違い・無言・問い合わせ80件。初回相談の内訳は本人からの相談が268件、家族・友人からの相談が57件、援助者からの相談は2件となった。
一方、11月の電話相談に至った経路(初回かつ本人、家族・友人のみ)は、ホール内ポスターが119件、インターネットが95件、ホール折り込みチラシが14件、ホール貼付ステッカーが4件だった。なお、折り込みチラシとステッカーは件数こそ少ないが、いずれも1ヵ月あたりの過去最多件数となっている。