同大会は、国内でも最大級の賞金が獲得できる大会。参加者は国内の有力選手を含む約300名が出場し、男子の優勝者は日本ランキング1位の机龍之介選手が4連覇を成し遂げ、女子は日本ランキング1位の渡邉聡美選手が3連覇を達成した。
試合後のコメントで机選手は、「先月のアジア大会で得た経験を活かすことができ、気持ち的にも体的にも余裕を持った試合ができました。今後は、同じアジア大会に出場した選手を倒して全日本選手権で5連覇を取れるようがんばります」と先の全日本選手権への熱意を述べた。
渡邉選手も「杉本選手がいい試合をしたため、ミスをしたり思うようにいかない場面がありましたが、アジア大会から良いイメージを持っていたので、全体として今回の大会はいい緊張感を持って集中して臨めました。今後は、11月の全日本手権で優勝できるようにがんばります」と今後の意気込みを語った。
また、女子の部で準優勝を果たした杉本梨沙選手は、2019年4月から株式会社ダイナムに入社することが決まっているという。杉本選手は「来年度から株式会社ダイナムで社会人として、プロのスカッシュプレーヤーとして続けていくことになりました。社会人としても、スカッシュプレイヤーとしても成長できるよう精いっぱいがんばっていきます」と述べている。