組合員に業界の健全育成強化の協力を要請~三重

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総会には組合員総数46社中、43社が出席した。

 三重県遊協は5月22日、ホテルグリーンパーク津(津市)で第57回通常総会を開催した。

 総会の冒頭で挨拶に登壇した権田清理事長は、「本年2月1日から施行された14年ぶりの風俗営業法施行規則の改正で、遊技機の前倒し認定や中古遊技機の移動等で全国的に混乱が続いていたが、当県では皆様方のご協力のお蔭でさしたる混乱もなく推移することができた」と組合員の協力に謝辞を述べた。

 また、「今年は我々遊技業界にとっては依存症やのめり込み問題等で昨年以上に波乱の年になると予想される。世間から非難を受ける前に自主的かつ積極的に依存対策、のめり込み対策に取り組まなければならない。このような時だからこそ全ての組合員が一致団結し、連携を強化し、業界の健全育成強化のために知恵を出し合っていくことが何よりも大切」と組合員に協力を求めた。

 来賓祝辞では三重県警察本部生活安全部の柳瀬真首席参事官が登壇し、田中健一生安部長の祝辞を代読。同組合が実施する各種のめり込み防止対策を評価したほか、三重県において条例の一部を改正し、今年4月1日よりホームページや会員メール等、インターネット上での著しく射幸心をそそるおそれのある広告宣伝を規制対象に追加したことを報告した。

 なお、上程された議案は全て原案の通り可決承認された。

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