日遊協は3月16日、2017年度で終了した埼玉県嵐山町の「日遊協共生の森」(嵐山町大字花見台)での里山造成10年計画の活動終了式を開催した。
「共生の森」は、日遊協が未来を担う子どもたちに自然の大切さを知ってもらう目的で、2008年10月に日遊協20周年記念事業として、埼玉県と締結した「埼玉県森林(もり)づくり協定」に沿い、嵐山町有地約5ヘクタールを借りて、同年11月よりスタートした里山造成事業。
当日は、日遊協の東京都・関東支部ボランティア隊と社会貢献・環境対策委員会メンバーや、地元の埼玉森林サポータークラブメンバーなど40人が参加。終了式では、日遊協の知念安光理事、埼玉森林サポートクラブの霜觸賢会長がそれぞれ挨拶をしたほか、嵐山町の杉田哲男環境農政課長が里山造成に対する感謝の言葉を述べた。その後各班に分かれて、枯れ枝、つる、ごみの除去や、埼玉森林サポートクラブ指導のもと、のこぎりを使った下枝落とし、電動のこぎりを使った間伐などの作業を行った。