これにより、(1)出入口での18歳未満立入禁止の表示、(2)店内での18歳未満立入禁止・遊技禁止のポスター掲示、(3)玉・メダル貸出機への18歳未満遊技禁止シールの貼付、(4)賞品カウンターでの年齢確認シートの活用——、の4段階で18歳未満者に対する注意喚起を徹底する。
店内ポスターには、18歳未満と判明した場合の対処方法として、持ち玉(メダル)の賞品交換や遊技料金の返金は一切応じないことも表記する。
会見で大野副理事長は、「18歳未満と分かった場合の対応については、弁護士からアドバイスを受けた。遊技料金を返金すると、玉を買い取ったと誤解されるおそれがあるため返金には応じず、賞品への交換もしないことにした。そのためにも一連の流れの中で18歳未満の立入禁止、遊技禁止を示していく必要がある」と述べた。
18歳未満と分かった場合の統一した対処方法を全日遊連が示すのは今回が初めて。
玉・メダル貸出機に貼るシールは、一般社団法人電子認証システム協議会が作成し、11月中に全日遊連が全国のホールに配付する。各ホールは店内すべての貸出機にシールを貼付する。
18歳未満の立入禁止措置の徹底については、ギャンブル等依存対策の論点整理の中で示されていた。