日本生産性本部余暇総研は7月20日、8月上旬に発刊予定の「レジャー白書2017」の概要記者発表を行った。
パチンコ関連の指標では、参加人口は前年より130万人(12.1%)減少し940万人となり、2013年以来3年ぶりに1,000万人を割り込んだ。市場規模(貸玉料金)も6.9%減少し、21兆6,260億円。年間平均活動回数も前年比2.6回減少の29.8回、年間平均費用も8万8,900円と前年より9,900円減少した。
参加率においても前年比1.3%減少の9.3%。また、パチンコ・パチスロを今後やってみたい、継続したいという人の比率を表す参加希望率は6.6%で前年とほぼ横ばいの結果となった。
余暇市場全体は70兆9,940億円で前年比2.0%減となり、一時の回復基調から再び減少傾向に転じた。ただし、パチンコ・パチスロの大きな減少が継続しており、パチンコ・パチスロを除くと余暇市場は0.3%の増加となった。