お客様への心遣いが依存対策につながると確信

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優良従業員表彰式の模様。

 和歌山県遊技業協同組合は5月25日、ホテルアバローム紀の国で第52回通常総会を開催した。

 総会第二部では優良従業員表彰が行われ、和歌山県内のホール従業員15名が受賞した。受賞者代表挨拶では《る・それいゆ和歌山紀ノ川店》の山中健也さんが表彰に対し謝意を述べるとともに、「私たちはこの伝統ある娯楽業界で働く従業員の1人として、お客様に対する親切・丁寧な対応、お客様に愛され親しまれるホールづくりに邁進していきたい」と決意を述べた。

 その後挨拶した森口司理事長は、「遊技業界において、依存対策が最優先課題となっている。パチンコパチスロはカジノや他の公営ギャンブルとは一線を画した娯楽であるということはいうまでもないが、日々ホールスタッフの皆様がお客様とFace to Faceで接し、日々接客の向上を目指していることは私たち遊技業界の大きな強みであり、今後も大切にしていかなければいけないと思っている」と述べ、「お客様の中には遊技することは勿論だが、ホールでいつも会うお客様との会話、スタッフの皆様の笑顔やお声掛けを楽しみにされている方も多いはず。そのようなお客様への関心や細やかな心遣いが今後遊技業界の依存対策を進めることになると私は確信している」と従業員の大切さを強調した。

 行政からは和歌山県警察本部生活安全部・東山一樹生活安全企画課長が登壇し、「依存問題」、「置引き」への実効ある対策を要請した。また、表彰式に先駆けて行われた議案審議では上程議案をすべて可決・承認した。

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