東日本遊技機商業協同組合は5月10日、ホテルヒルトン東京お台場で「第56回通常総会」を開催した。
冒頭、中村昌勇理事長は「我々遊技業界は、売り上げ減少に歯止めがかからず、さらには店舗数、遊技機の販売台数ともに減少傾向が続いている。特に昨年5月に行われた伊勢志摩サミット開催に伴う遊技機の入替自粛においては、我々販社にとってほぼ1カ月にわたり売上がない状態で非常に厳しい1年だったと思う」と昨年を振り返った。
そして中村理事長は「組合の遊技機流通事業に関し、新台設置時の立会や部品交換後の点検確認作業といった新流通制度の導入から1年余り経った。昨年は高射幸性遊技機の回収撤去に向けた取り組み、さらには遊技くぎ確認シートによる点検確認作業など新たな運用もスタートしたが、組合員の皆様のご理解・ご協力のもと大きなトラブルもなく取り組んでいただいていることに対し改めて感謝申し上げる」と新制度の円滑運用に対し謝意を述べた。
総会では上程された議案をすべて承認したほか、新規加入組合員4社(㈱加藤商会、㈱沸瑠、ジーケーエス㈱、㈱北越ノバックス)の紹介、役員退任に対する感謝状贈呈が行われた。また任期満了に伴う役員改選では中村昌勇理事長が再任した。