冒頭のあいさつで田中宏孝上席執行役員クリエイティブオフィサーは、同機の開発に協力してくれた方々へお礼の言葉を述べた。その後、同機ができるまでの経緯を説明し、「同機は開発陣が自信を持って送り出す機械。本日はじっくりと見ていただき、業界のさらなる発展のために各メディア様にはお力をお借りしたい」と挨拶した。
今回のプレス発表会には、ゲストMCにお笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹さん、ゲストに泉ピン子さん、角野卓造さんが招かれた。発表会の中では、ゲストの二人による実機試打やMCを交えてのトークセッションなどが行われた。
同機は、25年にわたりTBSテレビで放送された橋田壽賀子脚本の国民的ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」とのタイアップ機。ドラマの世界観がリーチ演出などに忠実に再現されており、同作品のファンはもちろん、老若男女問わず楽しめる1台に仕上がっている。また、多数の楽曲も収録。その中には、同機のためにドラマのテーマ曲に歌詞をつけ、歌手の天童よしみさんが歌い上げたオリジナル楽曲「人生讃歌~渡る世間は鬼ばかり」も収録されている。
スペックは大当り確率は約1/299.3(高確率時約1/128.3)で確変割合はヘソ50%、電チュー62%。通常当り後は100回転の時短に突入。賞球は4&1&3&14。
大当りラウンド振り分けはヘソ入賞時が16R確変7.5%、4R確変42.5%、9R通常50%。電チュー入賞時が16R確変62%、9R通常38%で右打ち中の確変大当りは全て16Rとなる。大当り出玉は16R約1792個、9R約1008個、4R約448個(いずれも払出値)。
通常時は、新感覚連続予告演出「相続システム」を搭載。連続予告が進むたびに液晶下の「幸楽モニター」内にリーチ図柄を相続(ストック)。相続するほどにリーチラインが増加し最大でトリプルラインにまで発展する。その他にも、大注目演出としておなじみの「キリン柄」をはじめ「群予告」、「大吉リーチ」、「超いびりZONE」、「道理がないだろカットイン」などが存在する。
確変の「超幸楽モード」では渡鬼で登場する鬼たちとバトル。バトル中には助っ人参戦など様々なパターンが存在し、最終的に鬼たちの怒りを鎮め、鬼メーターをゼロに出来れば勝利となる。
なお、渡鬼らしさを詰め込んだ同機の納品は、7月9日を予定している。
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