エンタテインメントビジネス総合研究所は「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2017」を発刊した。
1996年の調査開始以来20年以上にわたりプレイヤーの動向をまとめている同調査。今回からは新たにプレイヤーを5軸の因子から7つのタイプに分類し、タイプごとの遊技傾向などもまとめている。
遊技への参加状況では、参加人口が1,018万人となり、前年の980万人から増加に転じた。特に顕著なのが20代以下の参加人口の増加で、これはパチンコ、パチスロともに見られる傾向。一方で60代以上の参加人口が減少し、参加人口の年代別構成比率に変化が見られつつある。若年層の参加人口増加は他社による同様の調査でも同じ傾向が見られており、非常に注目されるポイントだ。
また、同調査が今回から取り組むプレイヤーのタイプ分けでは、具体像を付与した「ソーシャル」「マスプレイヤー」「自己完結」「高意識」「堅実」「その日暮らし」「無気力」の7モデルに分類。
このなかでも特定の回答に固執する傾向がなく、遊技スタイルに関しても短時間な傾向が強い一般的なサラリーマンタイプの「マスプレイヤータイプ」がプレイヤーの半数以上を占めることをはじめ、各タイプの好む営業傾向などについてまとめている。