大相撲の横綱・白鵬が主催し、SANKYOが特別協賛する少年相撲大会「第7回白鵬杯」が東京・両国の国技館で開催され、日本やモンゴルや韓国など6か国から約1300人が出場した。出場人数は年を追うごとに増えており、今回は世界で最も出場選手の多い相撲大会としてギネス記録の審査員も会場に訪れた。SANKYOの特別協賛は4回目となる。
開会式で白鵬関は、長い大相撲の歴史の中で横綱は現在まで72代しかいないと述べ、大横綱たちの生きざま、考え方を学ぶよう促した。競技については、「勝ち負けも大切だが、今日は自分の持っている力、俊敏さ、考えを出し切って、笑顔で帰ってほしい」と声援を送った。
団体戦、個人戦の各試合では、小学1年生から中学3年生までが出場。負けて悔し涙を流す児童、相手を土俵から押し出しガッツポーズを見せる児童など、日ごろの稽古の成果をぶつけ合った。中学生の試合では、頭と頭でぶつかり合い、土俵際で投げ合う力のこもった勝負が繰り広げられた。
正午の休憩時には、関取衆によるカラオケ大会や手形の早押し大会などの楽しいアトラクションも催された。SANKYOでは、国技館の正面入口に投げ輪やスマートボール、スーパーボールすくいなどのゲームブースを用意。試合を取り終えた児童たちが笑顔で楽しんでいた。